色素増感太陽電池DSC

色素増感太陽電池(DSC)は、可視光(hv)を吸収する色素を利用した低コストな太陽電池です。発明者であるスイス連邦工科大学ローザンヌ校のマイケル・グレッツェルの名からグレッツェルセルとも呼ばれます。

非常に細かい酸化チタンナノ粒子を用いることにより、その表面積を飛躍的に増大させ、より多くの色素を表面に吸着させることができます。それにより、DSCの変換効率を高めることができます。

色素増感太陽電池の中でも、プラスチックを基板に用いるプラスチックDSCは、アプリケーションの自由度が非常に高いことで知られています。

色素増感太陽電池(DSC)の構造

色素増感太陽電池(DSC)の構造

アステラテックでは、色素増感太陽電池向けの実験用電極部材の製造販売及び受託成膜を行っております。

白金触媒付Ti電極(ガラス基板)
白金触媒付Ti電極(ガラス基板)

Tiベースの電極膜ですので、耐薬品性に優れ、基材との密着性も良好です。
酸化チタンバッファ付きITO電極(プラスチック基板)
酸化チタンバッファ付きITO電極(プラスチック基板)

光電極から電解液への逆電子移動を防止することにより変換効率を向上できます。酸化チタンであるため、多孔質チタニアとの密着性も良好です。

貴社実験基板上への受託成膜も承っております!!

電話・メール等にて直接ご要望をお聞かせください。

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